※2022年7月9日更新!
どーも!Nyaoです!
元資産運用会社のアナリストやってました!
7/4週の相場予想動画はこちらから
毎週日曜の夜に翌週の相場予想動画をYouTubeにアップしてます!
→チャンネル登録はこちらから!
これに対し、この記事では、
Nyaoが実際にどんなトレードを行ったのか?
を理由と共に解説していきます!
また、視聴者の方からのご質問・Q&Aコーナーも設けておりますので
復習にご活用くださいませ♪
下記2つのブログランキングに参加しています!
クリックで応援をよろしくお願いします!
今週の注目ポイントを振り返り
予想動画で事前に予想した各注目ポイントについて、
今週相場では実際どのような動きになったか?を振り返っていきましょう。
今週の注目点①:米国の対中関税引下げ観測
この動画で解説していたように、豪ドルロングを拾っていたNyaoに速報。
(→その他にも豪ドルを先週から拾ってた理由はこちらで説明)
「米、対中関税引下げか?」
厳密には中国の消費財に対する関税(いまかかってるやつ)を一部適用除外にするって話。
もちろん世界貿易の活発化、経済活発化を見越して、
マーケット全体でリスクオンのムードに。
リスクオンのときに買われやすい通貨といえば・・・?
ということで中国とも馴染みの深い、オセアニア通貨が爆買いされましたね。
【あわせてチェック!】 「豪の政治体制と中国との関係について!初心者でもわかるよう簡単解説!」 「豪アルバニージー新首相政権下での注目ポイントは?」
元々豪ドル買う気やったNyaoは更に買い増し。
先週から持ち越したロングポジだけRBA前までホールド。
(ま、最後まで残し続けた豪ドルロング残ポジは後述の「今週の注目点③」のリスクオフ局面で建値ストップかかって消滅してもうたけどね笑)
【あわせてチェック!】 「直近の中国経済の動向は?初心者でもわかるようにポイントを簡単解説!」
今週の注目点②:豪RBA政策金利発表
今週最初の目玉はこれですね。
【あわせてチェック!】 「豪RBA政策金利発表付近での注意点や前回のRBA時点の豪ドルの動向はここで解説!」
今回の結果は事前予想通りの+0.50%利上げ。
そして一時的に買われるも、セルザファクトの売り戻しまで予定調和。
予想通りの結果になったときはセルザファクトの確率あがりますね。
ということでNyaoは事前に大方利確。
利確の判断はこの後解説してるRBA声明文の要素も大きい。
ということで今回のRBAポイントもさらっとまとめときます。
(7/5 RBA声明文まとめ) ・豪は需要も雇用も強い。人材の取り合いで賃金が上昇してそれもインフレに寄与。 ・けど供給制約のせいっていうのが一番のインフレ要因。 ・インフレのピークは22年後半、23年には2-3%水準に戻るでしょう。 ・インフレについては次回CPI(6月分:7/27開催分)をよく見ておきたい。 ・直近の家計消費は堅調だが、インフレと利上げのダブルパンチで家計は今後更に苦しくなるだろう。 ・ま、RBAは利上げやめないけどね。
ってことで、これまで同様のタカ姿勢に加えて、
個人消費今後やばくね?って話も本格化。
これみて豪ドルほとんど利確してしまったというわけです。
次回のRBA会合あたりから考えていかんとですね。
一旦は中立金利2%付近を目指し、来年3%、来年後半3%超まで利上げするイメージは
マーケット予想としては変わらず。
今週の注目点③:欧州リセッション懸念
元々この動画でも解説していたように、欧州経済はリセッション懸念が囁かれていた状況。
ということでユーロドルが少し浮いたら戻り売りを繰り返していたNyao。
1.0360手前でコツコツ利確してたけど、突如大幅急落。
主な原因は欧州天然ガス需給不安問題。
直近で話題になったのはノルウェーのストライキ問題。
エネルギー業界の労働組合が賃上げ要求。
早い話が「給料上がらな働かんぞ!」ってな動き。
ノルウェーのエネルギー企業(最大手のエクイノール社)において、
経営陣と労働組合との賃上げ交渉がうまくいかず決裂。
結果として油田の稼働を止めることに。。
ノルウェーはEUにとって貴重な天然ガスの輸入先。
特にロシアがサハリン2問題などで天然ガス需給を悪化させる懸念が浮上している中で、
輸入額全体の約25%を占めるノルウェーに倒れられるわけにはいかない。
【あわせてチェック!】 「サハリン2問題って何?初心者でもわかるように簡単解説!」
この事態を懸念したマーケットはユーロを浴びるように売る結果に。
もちろんノルウェーのこの問題をNyaoが予め読んでいたわけではない。
けど、ファンダ分析の中でEUのエネルギー事情やべーなってのはわかる。
(ひいてはEU全体の景気もやべーな、と)
だから予めユーロショートポジ仕込んで持ってたわけですね。
これが大口の投資のやり方。
(Nyaoはいつもそれに乗ってるだけ)
翌日7/6もユーロ売り続いてユーロドル1.02付近で更にポジション利確。
同時にドル買い強いっしょと135円付近でしつこくロングで短期利確。
なんでここでドル買い?ってわからんかった方はこの動画で要復習!
今週の注目点④:FOMC議事要旨
7/6深夜公開の議事要旨のポイントとその後の投資戦略はこちらの記事をご参照。
特に豪ドルの取り扱いがこの動画のときから変化してるのでその点注意です。
今週の注目点⑤:英ジョンソン首相、辞任
ジョンソン首相がついに辞任。
マーケットの反応はポンド買い。。
(皮肉な話です・・)
突発イベントなので特段Nyaoは手を出さず様子見。
今週の注目点⑥:ADP休止。次回は9月分から
こちらは朗報といいますか、ドル相場を惑わす魔人ADPが突然の消滅。
→ADPって何?って方はこの記事
7-8月お休みで9月から生まれ変わるみたいなんで楽しみに待っていましょう。
「ADP…おめえはすげえよ・・・。
(みんなにディスられながら)よくがんばった・・・。
こんどは、もっといいヤツに生まれ変われよ・・・。
またな!」
今週の注目点⑦:米雇用統計
雇用統計結果を受けての事前のトレードイメージはこの記事(終盤)で解説した通り。
しかし結果は、雇用者数は上振れ、平均時給もそこまで崩れず。
結果ドル買いに。
パリティ近かったユーロドルショートもあえて見送りノーポジなってこの週終了。
視聴者の方からのご質問・Q&Aコーナー
Q1.米10年債が下がればドル円は下がりやすいのでしょうか??相関関係にありますか?
A1.
米10年債利回りが下がるとドル円というより、ドルが売られやすいですね!
相関関係は崩れる時もあるので、
株価やユーロとの相関と併せてみておくと確率あがりますよ!
(参考動画)相関性を使うだけで面白いように勝てる! – YouTube
Q2.(ジョンソン首相辞任後のポンド買いについて)こういうのは、ある程度の期待があっての買いなんすかね?後は誰がなるかによっての判断なんすかね?
A2. 「ジョンソンこいつダメだわ売り」の利確が一番の上昇要因かと思われます
そしてこの後の人事も微妙という・・
英国の今後が不安なのは確かですね汗
“昨日の相場の動き” 一覧(22′ 7/4-週)
関連記事
記事①:PMIとは?
記事②:ミシガン大学消費者態度指数とは?
記事③:消費者信頼感指数とは?
記事④:PCEとは?
記事⑤:ISMとは?
記事⑥:6/15開催のFOMCの結果と考察
記事⑦:ADP雇用統計とは?
記事⑧:日銀短観とは何か?どこに注目すればよいか?
記事⑨:経常収支とは何か?
記事10:サハリン2問題って何?
記事11:CPIとは?
動画①:どういう条件になればドル円のトレンドが変わりうるのか?
動画②:経常収支の結果と円の方向にどのような関係があるのか?
動画③:欧州経済はリセッション入りするの?
動画④:なぜドル買いだとユーロ売りが入りやすいのか
まとめ
本日の内容は以上です。
ということで、、
この記事をご覧になった方は
ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)
ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪
See You(‘ω’)
文責:Nyao
下記2つのブログランキングに参加しています!
クリックで応援をよろしくお願いします!
コメント