どーも!Nyaoです!
資産運用会社でアナリストやってました!
今回は8/8発表の米NY連銀調査のポイントについて
初心者にもわかるように簡単解説していきます!
これを知ってぜひご友人にドヤ顔で教えてあげてくださいね!
それでは参りましょう♪
【Nyaoのプロフィール】 ・資産運用会社、投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。 ・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。 ・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。 →詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」
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まずは前提知識のおさらい
NY連銀調査ってどんな指標なの?
指標の意味と見方についてはこちらから
→NY連銀調査
※このブログでは専門用語にリンクをつけてその先で解説しているのでぜひご活用ください
NY連銀調査(22’8/8)結果の概要は?
指標結果とマーケットの反応
今回のNY連銀調査結果を受けて、
米国のインフレ期待低下が示唆され、ドル売り展開に。
「なぜインフレ期待低下でドル売りになったのか?」の理屈はCPIの時と同じですね。
指標結果の中身についてみていこう!
重要そうなポイントだけ箇条書きしていきます。
(→)以下はNyaoの補足説明っす!
概要
インフレ
1年先の住宅価格の予想変化率は4.4%から3.5%に急低下。3年連続の低下。
ガスと食品の1年先のインフレ鈍化が最も顕著。
→住宅・ガス・食品のいずれも23年はインフレ加速が急速に収まる予想。
とはいえ、全体で見て1年先のインフレ率6.2%はまだまだ高水準。
FRBメンバーの見通しとも方向性に大きく相違がある結果とは思えず・・・
(22’6月時点の見通しよりはむしろインフレ見通しは悪化状況)
【あわせてチェック!】 「FRBメンバーの見通しと利上げ方針について(22' 8/1-週時点)」
8/8時点で見て、ここ数週間はガソリン価格は低下。
この推移が家計の不安を和らげ、
消費者の1年間先のガソリンのインフレ期待をわずか1.5%上昇にまで引き下げ。
(3月時点から8%ポイント以上の引き下げ)
また、食料品のインフレ期待も大幅に低下。
先1年の家賃インフレ期待は、上昇鈍化。
家賃:7.6%上昇、住宅価格:3.5%上昇予想。
雇用
→大きな示唆はなし。割愛。
家計所得・信用・今後の見通し
7月の家計所得の予想伸び率は3.4%。最高値。
1年前より信用を得るのが難しくなったとする回答者の割合が最高に。
→足元の利上げ・金融引締め環境や米ISM非製造業の住宅セクターのアンケート結果とも整合的。
現在の家計の状況を1年前と比較すると、7月はやや改善し、1年前より経済的に悪くなったと回答した人はやや少なかった。
1年後の家計の状況についても、より楽観的な見方をしており、1年後に家計の状況が悪化すると考えている回答者は少なかった。
指標結果を受けてのドル円トレード方針
NY連銀調査の結果を見るとたしかにインフレ加速は鈍化しているものの、
依然インフレ水準は高く、またFRBの想定シナリオを逸脱するものではなさそう。
ショックが大きいので一時的な下落はあれど、
FRBメンバーの発言一つで買い戻されるレベル。
ということで、今週の投資戦略の通り、基本的にはドル円押し目買いスタンス継続。
FRBメンバーがハトらないかにだけ要注意。
その判断軸には8/10米CPIや8/11米PPIの結果も重要となる。
【あわせてチェック!】
「米CPI(22'8/10)結果と今後のトレード戦略について」
まとめ
はい!ということで本日の内容は以上です。
今回のNY連銀調査結果とその後の投資戦略について
簡単にご理解いただけたのではないでしょうか?
ということで、、
この記事をご覧になった方は
ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)
ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪
See You(‘ω’)
文責:Nyao
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