7/18発表のニュージーランドCPI。ニュージーランドの物価ってどうなってんの?初心者でもわかるように簡単解説!

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ファンダイベント解説

どーも!Nyaoです!資産運用会社でアナリストやってました!

7/18発表のNZの消費者物価指数CPI)。
この内容について初心者にもわかるように簡単解説していきます!

これを知ってぜひご友人にドヤ顔で教えてあげてくださいね!

それでは参りましょう♪

【Nyaoのプロフィール】
・資産運用会社投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。
・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。
・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。
→詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」

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まずは現状のおさらいから

NZの消費者物価指数は四半期に1回、集計されます。
(※消費者物価指数CPIの意味・見方が分からない方は単語についてるリンク先から飛べます。以下同じ。)
だから7/18に発表されたのは2022年4-6月分。

直近の推移(CPI対前年同期比)を見てみましょう。

出典:Consumers price index (CPI) | Stats NZ




コロナからの経済回復に合わせて急激に数値が高騰していることがわかります。
インフレ高進が示唆された、と毎回報道で言われてるのもうなづけます。

7/18発表のCPI結果はどの程度すごいの?

2022年7月18日のCPI結果は以下の通り。

CPI(前期比):予想+1.5%に対し、結果+1.7%
CPI(前年比):予想+7.1%に対し、結果+7.3%

このCPI(前年比)+7.3%という数値は1990年以来、実に32年ぶりの高水準
歴史的に見てもめっちゃ高いんだな・・ってことがなんとなくわかると思います。




インフレの主な要因は何?

この動画でも注目していたように、インフレの主な要因についても見ていきましょう。

CPI(前期比)が一つ目の図、CPI(前年比)が二つ目の図。




特に伸び幅が大きい項目をハイライトしていますが、
共通項は輸送機器関連(Transport)と住宅関連(Housing and~)ですね。

すごく簡単に言うと、
前者は自動車とかの購入費。後者は家の購入費。
但し、家の購入費の項目には家を建てる値段=建設費や賃貸の場合の家賃も含まれます。

建設費高騰の裏側には人件費高騰やエネルギー価格高騰の議論もありますね。
(NZの雇用関連のお話はいずれ別途どこかで記事としてまとめます。)




今回のCPI結果の相場への影響は?

事前予想を上回るインフレが確認できたということで、
RBNZタカ派化し、利上げペースを更に加速させる可能性が示唆されました。
現在のキャッシュレートの水準は2.50%。次回の利上げ幅に注目が集まります。
現時点での8月の利上げ幅は+0.50%予想。

直近のキャッシュレートの推移は下図の通り。

出所:New Zealand Interest Rate – 2022 Data – 1985-2021 Historical – 2023 Forecast (tradingeconomics.com)




つまり、キウイ買い加速材料が一つ追加されたということですね。
但し、利上げに伴う景況感の悪化や雇用環境の悪化には気をつけていきたいところです。

NZのCPI指標はどこで見れるの?

ニュージーランド統計局のHPから見れます。





NZ統計局のHPでは消費者物価指数の他にも以下のデータが見れます。
(ここだけ見とけば大体の状況がわかるぐらい優秀なサイト)

最後にもっと細かくデータを分析してみたい!という方は、
直近のCPI生データはこちらから見れるのでご参考まで。




まとめ

はい!ということで本日の内容は以上です。

ニュージーランドの消費者物価指数の現状とポイントについてざっくりと
簡単にご理解いただけたのではないでしょうか?

ということで、、

この記事をご覧になった方は

ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)

ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪

See You(‘ω’)

文責:Nyao

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