7/27開催のFOMC!その結果とパウエル議長の発言について重要なポイントを簡単解説!その後の投資戦略も紹介!初心者でもわかるファンダ解説!(22’7/27開催分)

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ファンダイベント解説

どーも!Nyaoです!資産運用会社でアナリストやってました!

今回は7/27深夜公開のFOMC結果のポイントについて
初心者にもわかるように簡単解説していきます!

これを知ってぜひご友人にドヤ顔で教えてあげてくださいね!

それでは参りましょう♪

【Nyaoのプロフィール】
・資産運用会社投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。
・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。
・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。
→詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」

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まずは前提知識のおさらい

米国市場の現在のテーマは
リセッション懸念が示唆される中でFRBタカ姿勢を維持できるか?」でしたね!

ここで、「え?なんで?どういうこと?」って詰まった方は、
こちらの動画で詳しく解説してるのでまずはそちらをご覧ください!

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FOMC(22’7/27)結果の概要は?

さくっと重要そうなポイントだけ箇条書きしていくと・・・

FOMC声明文事前の予想通り。7月利上げ幅は+0.75%。
 →7月+1.00%利上げへの期待買いが剥落し、ドル売り展開に。
 →米株は復調。米国債利回りはブルスティープ化。

【あわせてチェック!】(金利と債券の基礎)
「ブルスティープが分からなかった方はこの動画の解説をチェック!

・パウエル議長、「今後の利上げ方針はデータを見ながら判断・・」 を繰り返す。

フォワードガイダンス重視ではなく、データ重視!ということが言いたい。
 (直近のECBラガルドさんと同様ですね。
→今回の利上げ+0.75%で政策金利水準が2.25-2.50%に。
 中立金利水準に到達し、FRBの姿勢の変化に繋がったと推察。
 (先行きの政策金利見通しには、6月時点のドットチャートが適切との発言も。)

【あわせてチェック!】(ドットチャート中立金利)
「中立金利は何見ればわかる?初心者でもわかるドットチャートの見方

7/28米GDP、7/29 PCEデフレータ、8/5雇用統計の注目度が更に高まる!

・「いずれは利上げペース落とすかもね・・」ということをわざわざ言い始めた。

→「タカ派」から「やや弱気なタカ派」に姿勢が変化した印象
→これも市場ではドル売り材料に。ドル円も135円台まで急落。

FOMC結果を受けた投資戦略については、このページのラストに掲載していきます。
その前に今回のFOMC声明文とパウエル議長の発言内容について整理しておきましょう。

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FOMC声明文の内容について

「FOMC声明文って何?どうやってみたらいいの?」って方は先にこの記事をチェック!

今回のFOMC声明文前回からどのように変化したのか
その変化した箇所についてピックアップしながらFRBメンバーの考えを推察していきましょう。
※例によってややこしそうな箇所については「→」以下にNyaoの補足説明をいれておきます。

  • Recent indicators of spending and production have softened.:文言修正
    直近の経済指標(特に消費と生産関連)は軟化している
    →前回の「経済失速は底打ちか?」から修正。FRBメンバーも景気後退リスクを意識している
  • COVID-related lockdowns in China are likely to exacerbate supply chain disruptions.:文言削除
    中国ロックダウンがサプライチェーンを混乱させている
    →6月の上海ロックダウン解除と直近の中国指標回復を見て文言削除。今後、供給制約の解消につながるだろうと考えている。
  • Voting against this action was Esther L. George, who preferred at this meeting to raise the target range for the federal funds rate by 0.5 percentage point to 1-1/4 percent to 1-1/2 percent.:文言削除
    ジョージ氏は6月会合にて+0.75%ではなく、+0.50%を支持。
    →今回は満場一致。
【あわせてチェック!】
「6月FOMCでなんでジョージさんは反対票を投じたの?

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パウエル議長の発言について

以下、重要なコメントのみ抜粋していきたいと思います。

The labor market is extremely tight, and inflation is much too high.
労働市場は非常にタイトであり、インフレ率は高すぎる。

today the FOMC raised its policy interest rate by 3/4 percentage point and anticipates that ongoing increases in the target range for the federal funds rate will be appropriate.
今回のFOMCでは政策金利を0.75%引き上げ、FFレートの目標レンジを今後も継続的に引き上げるのが適切だとみている。

Recent indicators of spending and production have softened. Growth in consumer spending has slowed significantly, in part reflecting lower real disposable income and tighter financial conditions.
直近では消費と生産の指標結果が軟化しており、個人消費は著しく鈍化。その原因は(実質)可処分所得の減少と金融引締め。
インフレが進みすぎて、家計の固定費がかさみ、実際に使えるお金が減っている。だから個人の消費が減っている。

Activity in the housing sector has weakened, in part reflecting higher mortgage rates. And after a strong increase in the first quarter, business fixed investment also looks to have declined in the second quarter.
住宅ローン金利の上昇を受けて、住宅セクターも低調
企業投資は1Qは大きく伸びたが、2Qは減少する見込み
利上げを受けて住宅ローン金利も上昇。当然ローン組んで住宅買いたくなる人も減るし、(特に利上げが急速に進んだ4-6月期では)企業もわざわざ高い金利で融資を受けて、新規ビジネスを開始する意欲がそがれているだろう。

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Despite these developments, the labor market has remained extremely tight, with the unemployment rate near a 50-year low, job vacancies near historical highs, and wage growth elevated. Over the past three months, employment rose by an average of 375,000 jobs per month, down from the average pace seen earlier in the year but still robust.
このような状況でも労働市場は極めてタイト。失業率は50年ぶりの低水準。求人数は歴史的な高水準、賃金上昇率も加速。過去3か月での平均雇用者数は1か月あたり37.5万人の増加。年初の増加ペースを下回るものの、依然堅調。

Labor demand is very strong, while labor supply remains subdued with the labor force participation rate little changed since January. Overall, the continued strength of the labor market suggests that underlying aggregate demand remains solid.
労働供給は年初からほぼ変化なく、労働参加率もパッとしない。よって需要側の堅調さが全体的な労働市場の強さを下支えしている。

Inflation remains well above our longer-run goal of 2 percent. Over the 12 months ending in May, total PCE prices rose 6.3 percent; excluding the volatile food and energy categories, core PCE prices rose 4.7 percent. In June, the 12-month change in the Consumer Price Index came in above expectations at 9.1 percent, and the change in the core CPI was 5.9 percent.
インフレ率は長期目標である2%を大きく上回る水準。(前回の)PCECPIも高水準。

Notwithstanding the recent slowdown in overall economic activity, aggregate demand appears to remain strong, supply constraints have been larger and longer lasting than anticipated, and price pressures are evident across a broad range of goods and services. Although prices for some commodities have turned down recently, the earlier surge in prices of crude oil and other commodities that resulted from Russia’s war on Ukraine has boosted prices for gasoline and food, creating additional upward pressure on inflation.
米国経済は減速しているが、需要は引き続き強く、供給制約も当初の予想よりしつこく残りそう。結果的に幅広い財・サービスにインフレ圧力がかかっている。ウクライナ絡みの原油価格高騰はガソリンや食品の価格を押し上げ、インフレを加速させている。

Over coming months, we will be looking for compelling evidence that inflation is moving down, consistent with inflation returning to 2 percent. We anticipate that ongoing increases in the target range for the federal funds rate will be appropriate; the pace of those increases will continue to depend on the incoming data and the evolving outlook for the economy.
今後数か月でFRBインフレの勢いが収まったことを示す説得力のある証拠を探していくことになる。今後もFFレート目標レンジの継続的な引き上げを適切とするかどうかは、今後のデータと経済見通し次第
→次回9月会合以降の利上げペースについてはフォワードガイダンスのような形で明示していくのではなく、その時々の経済指標結果(データ)を見て判断していく。(こないだのECBと同じようなこと言うてる!)
※今後の経済指標には特に注意!ということ!

Today’s increase in the target range is the second 75 basis point increase in as many meetings. While another unusually large increase could be appropriate at our next meeting, that is a decision that will depend on the data we get between now and then.
+0.75%利上げは今回で2度目。次回も大幅利上げを行う可能性は残るが、それは次回会合までに取得できるデータ次第

We will continue to make our decisions meeting by meeting and communicate our thinking as clearly as possible. As the stance of monetary policy tightens further, it likely will become appropriate to slow the pace of increases while we assess how our cumulative policy adjustments are affecting the economy and inflation.
FRBは今後も会合ごとに議論を重ね、その内容を明確に伝えていくつもりだ。金融引締めが進むにつれ、利上げペースの減速も適切となってくるだろう。
ブラックアウト期間明けるから発言よう見といてね!ちゃんとメッセージは出していくで!これまでハイペースで利上げ進めてきたから、今後は少しずつアクセル緩めていくかもね。
※今後のメンバー発言にも要注意!

This process is likely to involve a period of belowtrend economic growth and some softening in labor market conditions, but such outcomes are likely necessary to restore price stability and to set the stage for achieving maximum employment and stable prices over the longer-run.
その過程で経済成長率が低下し、労働市場もいくらか軟化するだろう。しかし、インフレ抑制・物価安定のためにはこれらの犠牲は必要。

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今後のドルの投資戦略について

7/25週の相場予想でも解説している通り、
引き続き米国インフレ継続、FRBタカ派姿勢継続が見えている中では
中期的にはドル買いをイメージ。ドル円についても押し目買い戦略を継続。
しかしながら、足元の経済指標結果やFRBメンバー発言を受けてマーケットが一喜一憂する可能性がより高くなり、局所的な乱高下の波には注意を払いたい。

また、米国指標だけでなく、7/25-週後半は欧州インフレ指標にも要警戒。
特に7/28独CPIや7/29欧州HICPインフレ高進を示唆する可能性が高く、
一時的なユーロ買いの反動でドル売りが入りやすい環境に。

【あわせてチェック!】
なぜユーロ買いでドル売り?習得必須!相関性について!

ユーロについては引き続き下目線を継続している関係もあり、
上記のユーロ買いタイミングではドル売りで下落したドル円の押し目買いを狙っていきたい。

但し、週末にかけて東京CPIなどの円買いイベントもあることから、建値ストップや浅めの損切りを意識した慎重な買い下がり戦略がメインとなりそうです。

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まとめ

はい!ということで本日の内容は以上です。

今回のFOMC結果と今週の投資戦略について
簡単にご理解いただけたのではないでしょうか?

ということで、、

この記事をご覧になった方は

ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)

ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪

See You(‘ω’)

文責:Nyao

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