金融や経済の世界で、実質と名目というワードは共通して以下の意味を持つ。
実質:インフレ率の影響を除いた数値
名目:インフレ率の影響を含めた数値
例を用いて説明していくと・・・
日本のGDPが5%成長していて(今の日本ではまずあり得へんけど・・・)
同時にインフレが3%進んだ場合は(こっちも今の日本ではあり得へんけど・・・)
名目GDP成長率は5%だが、実質GDP成長率は5% – 3% = 2%となる。
インフレで増えた分は別に国内のGDPが増えたわけやないでしょって考え方。
ほんならほんまに増えたGDPはどれだけなん?を議論するときに実質GDPを見る。
実務上よく登場するのは
米国のFOMC後(ドットチャート発表月)の資料。
この中で実質GDPについてFRBメンバーの見通しが発表されるが非常に注目度が高い。
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