財務三表の一つで、資産規模とその構成内容を把握するための資料のこと。
上場企業の場合、有価証券報告書などの開示資料の中の1資料として確認ができる。
例えばトヨタのバランスシート(22年3月期)を見るとざっくり以下のことがわかる。
- 総資産:67兆円
- 現預金:6兆円
- 有利子負債は15兆円
- 利益剰余金:26兆円
要は、
- 「この会社、借金いくらあんの?」とか
- 「手元にどれだけの現金あんの?」とか
そういう情報がわかる資料。
ここまでは一般的な企業のバランスシートの話。
けどFXの場合の注目点は少し異なる。
実はこのバランスシートという概念、
企業だけでなく、銀行でも使われる。
そしてもちろん中央銀行でも・・・
FXのトレード、ファンダメンタルズ分析でよくバランスシートが話題になるのは
QEやQT、テーパリングの話のとき。
中央銀行が金融緩和/金融引締めの中で公開市場操作を行うとき。
また、FOMCなどの金融政策決定会合の声明文や議事要旨の中でも話題として頻繁に登場する。
中央銀行が金融緩和(QE・買いオペ・テーパリング)を行えば、中銀のバランスシートは膨らみ、
金融引締め(QT・売りオペ or 国債への再投資停止)を行えば、バランスシートは縮小される。
【あわせて見たい】 「QE・QT・テーパリングとは?中銀のバランスシートの変化を動画でわかりやすく解説!」
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