どーも!Nyaoです!
元資産運用会社のアナリストやってました!
今回は日銀短観の使い方を簡単解説!
めっちゃ簡単にサクッと解説していきます!
それではまいりましょう!
ヒュウィゴー♪
【Nyaoのプロフィール】 ・資産運用会社、投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。 ・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。 ・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。 →詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」
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日銀短観とは?
基本的なところはこちらで解説。日銀短観知らんかった人は必ず先に読んでね。
以下、7/1発表の日銀短観で注目すべ3つのポイントを簡単に解説していく。
注目ポイント①:企業の景気見通し
今回の日銀短観に注目が集まっている理由の一つが、日銀の金融政策正常化期待。
簡単に言えば「いつ金融緩和やめんの?引締めに入るの?」ってところ。
当然、金融引締めに入るには、
①日本経済が安定して回復基調にあって、
②程よいインフレ率(CPI(前年比)2%程度)をキープできてること
が最低条件。
その①を判断する材料となるのが、日銀短観の中の景気見通しの項目。
日銀短観の中の「1.業況判断」というところで見ることができます。
注目ポイント②:企業の物価見通し
次に注目すべきは物価見通し。
これは前述のインフレ目標(CPI前年比)2%を安定的に、ってとこを確認するため。
日銀短観の「7.企業の物価見通し」で確認できる。
22年3月の日銀短観、同じ項目7.の全産業欄の赤枠を見ると、
1年後、3年後、5年後のいずれにおいてもインフレ見通しが確認できる。
この傾向が今回も継続するかが注目ポイント。
注目ポイント③:想定為替レートはどのあたりか?
日銀短観では企業の提示する事業計画の前提となる想定為替レートも確認できる。
一番簡単な見方は、
ドル円の為替レートと、自動車メーカー(トヨタとか)の事業計画書を見て、想定為替レートの見通しが日銀とどの程度乖離があるか?をチェックすること。
また、ドル円レートがどこまで変化するとその企業は赤字になってしまうのか?なども見てみると非常に面白い。
日銀(厳密には財務省)がどのあたりに為替レートが来ると介入を検討し始めるのかがなんとなく見えてくる。
まとめ
本日の内容は以上です。
今日の説明を見れば初心者の方でも日銀短観の要点はわかるようになったはずなんで
発表後は必ずチェックするようにしよう!
ということで、、
この記事をご覧になった方は
ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)
ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪
See You(‘ω’)
文責:Nyao
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