FX 緊急イベント発生時の対処法!中国恒大リスクについても簡単解説!(2021/9/20週振り返り)

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テクニカル分析

どーも!Nyaoです!

2021年9月は中国恒大リスクが強く意識された月でしたね。

そんな中、21年9/20週は状況一変!

ドル円も火柱の如く急騰し、まさしくファンダ抜きには語れない一週間となりました。

そんな一週間について当時の動画を見ながら改めて振り返っていきたいと思います。

今後のリスクオフイベント発生時の対応という意味でも重要なポイントを記載していきますので

ぜひ最後まで読んでくださいね!

ヒュウィゴー♪

【Nyaoのプロフィール】
・資産運用会社投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。
・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。
・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。
→詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」

まずは下の動画をご覧になってから
この記事を読まれることを強くオススメします!

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まずは環境分析!中国恒大リスクって?

毎度ながら前週のトレードシナリオはこちらをご参照
(クリックでリンク先に飛べるよ♪)

9/20週明けのチャートから振り返っていきましょう。

下図の右端の緑エリアが9/20-24週のローソクです。

週明け月曜日は中国恒大(エバーグランデ)の利払い不能問題が顕在化したことでリスクオフ展開に。

ここで「中国恒大って何の会社?」「利払い不能問題ってなんぞや?」って方向けに簡単解説

中国恒大リスクって?そもそも何の会社なの?

そもそも中国恒大って企業は不動産投資の会社なんですよ。

不動産投資の会社は銀行からめっちゃ多額のお金借りて

そのお金で不動産買って開発して高値で売る、

こんなビジネスしてるんですね。

100億銀行から借りて、不動産買ってビル建てて、120億で売る。

借りた100億返して会社は20億儲かる、みたいな。

(ここではわかりやすく売買のケースに絞って話してます。実際は賃貸もあるよ)

このビジネスのアキレス腱は

「お金を借りてから返すまでめっちゃ時間かかること」

大体2-3年は最低でもかかる。工事で。

土地開発ってどこともそんなもん。

工事が完成せな売ることも出来へんし、お金も入ってこーへん。

だから借金返されへんってことなんだす。

ほんなら借金せんと手持ちのお金で土地とか買うたらええやん思うかもやけど

それやと資金効率悪すぎて儲からんのですよ。

この辺はまた、不動産ファンドとかデベロッパーのビジネスモデルのとこで別記事書きますわね。

そんな中、中国政府がこんな発表をした。

不動産取引の規制めっちゃ厳しくすんで」と。

この国っていつもそう。急にルールが変わる。投資する場合は要注意

これを受けて投資家も銀行も一気にお金引き上げるムードに。

中国恒大は困った。

新しく借金できんから、その前に借りたお金返されへんやんと。

それがこの結果。利払いできませんってやつね。

要は借金返すのに借金せなあかん状態なってたのがあかんかった。

中国の不動産市場ってそこそこでかいから、これ崩壊したら

第二のリーマンショックなるで!とか誰かが言い出して、

結果、一気にリスクオフの展開に。当然円買われてドル円下落。

こんな感じです。

ただしもっかいこのチャートみてほしいけど、

リスクオフ展開でもテクニカルライン(オレンジの切り上げライン)では買い支えられてる

厳密には直近安値付近でWボトムみたいな感じかな。

これは地合いとして日米金利差を土台としたドル円上昇トレンドが機能してたから。

もちろんこのあと、

「やっぱり中国恒大、利払いできるってよ」ってなニュースが出たから急騰につながったわけやけど

一旦はここで買い勢力が入った。そういう点はぜひ覚えておいてほしい。

また、ファンダ要素(今回でいうと中国恒大利払い不能リスク)がしつこく続けば

このオレンジライン切り上げも下にぶち抜かれてたかもしれん、

Wボトムなってなかったかもしれん。

これも是非覚えておいてほしい。

テクニカルで反発ポイントをみて、

ファンダで反発確率を見る。

これ大事。

中国恒大リスクの後退とFOMCタカ

これが重なってドル円は110.80まで急騰していきましたとさ。

これがこの週の動き。

次週の重要な経済指標

ポイントは以下の通り。

  • 要人発言多し。特にFRBメンバー。
    ブラックアウト期間終了後の今週は特に発言多し。
     前週発表のFOMC議事要旨と異なる発言に要注意
     メインシナリオは21年11月テーパリング開始
  • 週末発表のPCEデフレータに注目
    FRBが注目する2つの指標の一つ。
     もう一個は雇用統計。各指標の解説は別記事で。
  • 週末10/1(金)は中国・香港市場が休場
    →閑散相場の急変動に要注意。

次週のトレードシナリオ

メインシナリオは押し目買い。ファンダがドル買い円売り方向なので。

  • 110.80ラインで戻しの反発があれば三角持合い上辺(110.30)あたりでロング
  • ブレイクすれば110.80を背にロング。

上値抵抗帯候補としては、111.70(21年4月)

一発でブレイクする力がないかもしれないので

このあたりで戻しをつけたときも押し目買いチャンスか。

まとめ

本日の内容は以上です。

今回はリスクオフイベント、特に中国恒大リスクを軸に

ファンダ戦略を立てるお話をご紹介しました。

このようにファンダで大枠の方向が見えているとドル円ひとつとっても

戦略の確度を高めることができるのでファンダ情報の採用、

ぜひともおすすめしているところです。

ということで、、

この記事をご覧になった方は

ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)

ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪

See You(‘ω’)

文責:Nyao

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