どーも!Nyaoです!
資産運用会社でアナリストやってました!
今回は8/12発表の米ミシガン大指数のポイントについて
初心者にもわかるように簡単解説していきます!
これを知ってぜひご友人にドヤ顔で教えてあげてくださいね!
それでは参りましょう♪
【Nyaoのプロフィール】 ・資産運用会社、投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。 ・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。 ・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。 →詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」
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まずは前提知識のおさらい
どんな指標なの?
指標の意味と見方についてはこちらから
→ミシガン大学消費者態度指数
※このブログでは専門用語にリンクをつけてその先で解説しているのでぜひご活用ください
結果の概要は?
指標結果とマーケットの反応
消費者全体の心理は改善したものの、期待インフレ率の上昇にはつながらず。
この結果を受けたドルの動きは乱高下。大きな方向性を出せず。
指標結果の中身についてみていこう!
重要そうなポイントだけ箇条書きしていきます。
(→)以下はNyaoの補足説明っす!
消費者マインド
22’7月の消費者心理は前月の史上最低値から小幅上昇。
インフレが生活水準を低下させたとする消費者の割合は48%近くにとどまっている。
→多少改善はしたものの、依然低水準。先行き不安は払しょくされてはいない。
足元のエネルギー価格が多少収まり、消費者へのインフレ圧力が小休止といったところか。
(直近のNY連銀調査でも家計調査の結果とも一致。)
現況指数・期待指数
- 今月は期待指数の全構成要素が改善。
特にインフレの影響をモロに受けている低・中所得者層での改善が顕著。
1年先までの経済見通しは、大幅に上昇。(雇用・所得は微妙) - 一方、消費に占める割合が大きい高所得者層では、
家計の現況と耐久消費財の購買状況がともに大きく悪化。
→インフレの一時的な緩和により、低中所得者の改善が見られたものの、
直近のCPI結果などを鑑みるに、インフレ緩和の主因はエネルギー価格の急落。
これは急変動要因でもあるので、個人的には実際はそこまで楽観視できない状況と見る。
期待インフレ率
- エネルギー価格の下落が続くなか、
1年先までの予想インフレ率の中央値は5.0%に低下。2月以来の低水準。
→前述の通り、一過性の下落の可能性もあり油断はできない。
未だ高水準でもある。 - 長期的な期待インフレ率の中央値は3.0%。
→FRBのインフレ見通しともほぼ一致。
【あわせてチェック!】 「直近のFOMC結果とイベント前後のトレード実例をご紹介!」
この指標結果を見たFRBメンバーの発言は?
バーキン・リッチモンド連銀総裁の発言では依然、利上げ姿勢は崩さず。
当然ドル買い支え要因に。
以下詳細。
・持続的に2%付近にインフレが抑制されることを確認したい。
→直近のCPI、PPI、ミシガン大指数の結果を見てもまだ様子見姿勢は変わらず。
これらの結果だけをもとにインフレが抑制されたと判断するのは時期尚早。
・短期金利が景気抑制的な領域にあることを確認したい。
→リセッションはまだ到来しない。
短期金利は足元上昇しているが、これが景気を悪化させているとは現段階では思わない。
→住宅や自動車の販売状況を見て判断していきましょう。
・需要は確実に軟化している。特に低所得者層向け。
→個人消費の鈍化。
低・中所得者はインフレの影響を受けやすく、この傾向は納得。
加えて、ミシガン大指数の調査結果に基づけば高所得者の消費も不調。
やはり7月の消費者マインド改善は、前月がえぐすぎたことのギャップと考えるのが妥当。
指標結果を受けてのNyaoのトレード
7月のミシガン大指数の結果から、
消費者心理の改善が見て取れたものの、インフレ期待は低下。
前述の考察通り、インフレ期待の低下が一過性要因だとするとインフレ再燃もあり得る。
したがって、今週の戦略通り、ドル買いポジを保有するのもありでしたが、
翌週前半の景気関連指標の弱気予想を警戒してエントリーは見送りという判断に。
まとめ
はい!ということで本日の内容は以上です。
今回のミシガン大指数の結果とその後の投資戦略について
簡単にご理解いただけたのではないでしょうか?
ということで、、
この記事をご覧になった方は
ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)
ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪
See You(‘ω’)
文責:Nyao
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