どーも!Nyaoです!資産運用会社でアナリストやってました!
7/21開催の日銀金融政策決定会合。
その内容とポイント、そこから見える今後のトレード戦略について、
初心者にもわかるように簡単解説していきます!
これを知ってぜひご友人にドヤ顔で教えてあげてくださいね!
それでは参りましょう♪
【Nyaoのプロフィール】 ・資産運用会社、投資ファンドでアナリスト経験5年。FX歴12年。 ・証券アナリスト資格有。京都大学工学部卒。 ・"超わかりやすいファンダメンタルズ解説” を目指して2021年よりSNS配信開始。 →詳細:「【自己紹介】Nyaoって何者?投資ファンドで働いてたってほんと?」
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まずは現状のおさらいから
日銀の政策方針は、長短金利操作付き量的・質的金融緩和。
金利の誘導目標は
・短期金利:▲0.1%(マイナス金利)
・長期金利:0%(±0.25%の許容は認める)
ここまでの内容がよくわからなかった方はこの動画の簡単解説を参照!
→長短金利操作付き量的・質的金融緩和とは?
→長期金利とは?短期金利とは?
7/21公開の日銀会合声明文のポイントは?
概ねは前項に記載の内容から変更なし。
【日銀会合声明文(22′ 7/21開催分)のポイント】
※いずれもサプライズはなし。
- 長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の方針に変更なし。(賛成8、反対1)
反対票は片岡委員。更なる緩和を望む趣旨での反対。
→イールドカーブとは?
→長短金利操作とは? - 長期金利+0.25%付近での指値オペを、明らかに応札が見込まれない場合を除き、毎営業日実施。=連続指値オペ
→指値オペとは? - コロナ対策で必要があれば躊躇なく緩和を行う。
- 日本の潜在成長率は0%台前半
- コアCPI、本年末にかけて上昇率高めた後プラス幅を縮小していく(下図参照)
ここまではいつも通り。
これだけだと為替(ドル円)の反応は限定的でしたね。
ところが・・・
黒田総裁のまさかの一言が・・・
黒田総裁の発言は以下の通りですが、問題発言は後半・・・
【22′ 7/21 黒田総裁発言まとめ】
- 為替政策・介入は財務省の責任のもとにある
→日銀は介入のことは知りません(これはその通り) - 金融政策として為替をターゲットにすることはない
→前々からずっと言ってること。これも特段材料にならず。 - 金利を少し上げたら円安が止まるとは考えられない。円安を止めるには大幅な利上げが必要。
→これがサプライズ発言!
つまり、(日銀から見て)円安に対する大した抑制効果が期待できない以上、利上げはしない、という日銀の強いメッセージ。
→これを受けて為替相場は一気に円売り展開に。
今後の円相場の投資戦略について
今後の投資戦略の基軸は引き続き、円売りで問題なさそう。
そしてドル円相場がどの程度割高に見えても、日銀の政策変更や財務省の介入がない限り、
この方針を変更する必要はなさそう。
まとめ
はい!ということで本日の内容は以上です。
日銀会合のポイントと今後の長期的な投資戦略のイメージについて
ざっくりと簡単にご理解いただけたのではないでしょうか?
ということで、、
この記事をご覧になった方は
ぜひぜひお待ちしております(結局最後は宣伝かいっw)
ってなわけで、それではまたお会いしましょう♪
See You(‘ω’)
文責:Nyao
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