ISM(Institute for Supply Management、サプライマネジメント協会)が
米国の製造業300社以上の仕入れ担当者に対して
「調子どう?先月と比べて良くなってる?悪くなってる?変わらん?」って
三択のアンケートを取って、それを数値化したもの。
FXにおける簡単な見方としては、
50超えたら好況、下回ったら不況の目安。
月初の指標発表のトップバッター(※1)になるので、
景気の先行指標として注目度が高い。
(※1)ISM各指標の発表日はどれも早い!
・ISM製造業:翌月第1営業日発表
・ISM非製造業:翌月第3営業日発表
製造業指数に比べて非製造業はまだ歴史が浅いが、
近年の米国のサービス業の比率の高まり(※2)に伴い、注目度は高くなっている。
(※2)
米国の第三次産業がGDPで占める割合は約77%(2019年時点)と相当高い。
ちなみに第二次産業は約18%と先進国の中でも低水準。
発表される個別項目は、以下の通り。
例)ISM製造業指数の場合
- 新規受注(New Orders)
→考え方は製造業新規受注と一緒! - 生産(Production)
- 雇用(Employment)
- 入荷遅延比率(Supplier Deliveries)
- 在庫(Inventries)
- 顧客在庫(Customers’ Inventories)
- 仕入れ価格(Prices)
- 受注残(Backlog of Orders)
- 輸出の新規受注(New Export Orders)
- 輸入(Import)
出所:ISM Report On Business® (ismworld.org)
それぞれの項目について、過去の数値を含めたグラフが掲載される。
また、アンケートを受けた企業の声も見れるので合わせて参考に。
【あわせてチェック!】 「米ISM製造業景況指数の見方と投資戦略の立て方」
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