欧州全体と独の景況感を数値化してみるための指標。
独の民間調査会社ZEWが毎月1回発表。
FXトレードの中でこの指標を見るとき注意すべき点は3つあって・・
一つ目の注意点は、
アンケート対象がアナリストってところ。
約300人の機関投資家やアナリストに今後6カ月の欧州の景気見通しを聞いて、
景気よくなりそう?悪くなりそう?ってのをアンケートとってく。
その結果がこの指標。
何に気を付けないといけないかというと、
金融屋の意見になりがちってとこ。
企業や消費者の生の声ではないってとこです。
実際にこの指標結果については、
実体経済よりも金融市場の影響を受けやすいと言われています。
【あわせてチェック!】 よく似た名前の「IFO企業景況感指数」との違いは? (※これもめっちゃ大事な指標なんでリンク先から必ず見ておいてくださいね!)
じゃあなんでこの指標が注目されてるのかっていうと、
「とにかく発表が早いから」
IFO企業景況感指数と比較して速報性に優れるんです。
だから注目される。
これが2つめの注意点。
そして最後の注意点は・・・
実はこの指標、欧州や独だけでなく日英米などの景気・インフレ・金利・株価の見通しなど
内容は非常にボリューミーなんですが、
最も注目されやすい項目は、独の向こう6か月の景気見通しだということ。
「景気はよくなりそう?悪くなりそう?」って聞いて、
「よくなりそう」って答えた人の比率から
「悪くなりそう」って答えた人の比率を引いて数値化する。
それがこの指標。ZEW景況感指数。
IFO企業景況感指数の先行指標として今後は注目していきましょう!
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